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zoom RSS ヤマハの「NVR510」ではbiglobeの「IPv6オプション」は利用できない模様

<<   作成日時 : 2018/10/26 18:29  

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先月購入したヤマハの有線ルーター「NVR510」が丁度購入月の2018年9月のファームウェアで正式に「IPv6プラス」サービスに対応したとの事なので、フレッツ光による夜間のISDN時代並みの低速激重ネットライフからおさらばすべく、先日契約プロバイダーbiglobeの「IPv6オプション」を申し込んでみました。
biglobeの提供しているIPv6オプションは他社が採用しているIPv6プラスとほぼ同様の仕様になっている、とのことなので楽観視していましたが…

申し込みから数時間でbiglobeからIPV6オプションの設定が完了したとメールが来たので、これで爆速ライフの幕開けだ!と意気揚々とNVR510の設定に挑んでみました
が、

「えぇ!?かんたん設定みたい行かないで何かプログラムの様なコマンドを入力しないといけないの!?」

そうです、安定性を追い求めて購入したオーバースペックバリバリのヤマハのルータですが、少し難しい設定が必要となる面があり、IPv6(IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6)接続にはIPv4 PPPoE接続の様な楽々「かんたん設定」のようにはいかないのです。
素人に毛が生えたかどうかの知識しかない私にはネットで調べたところで設定できる訳もなく、結局泣き寝入りに近い形でヤマハのサポートのお世話になる羽目になりましたが、サポートの対応はこんなド素人にも親切丁寧に教えて下さいました。

まず我が家はひかり電話を利用していないのでこちらのサイトに記入されている「設定例1」(ひかり電話を契約していない場合)の# IPv6関連設定から# IPv6フィルター関連設定のipv6 filter dynamic 200099 * * udpまでをメモ帳などにコピーし保存、もしくはサイトを開いたままの状態にします。
このままIPv6プラスの設定をすると他の接続設定と何らかの不具合を起こす可能性があるので一度NVR510の接続設定を削除します。私の場合はPPPoE接続をしているのでその設定の削除になります。(※1)
接続設定を削除後、コピーしたメモ帳、もしくは開いたままのリンク先のサイトの「設定例1」(ひかり電話を契約していない場合)の項目の# IPv6関連設定の

ipv6 prefix 1 ra-prefix@lan2::/64
ipv6 lan1 address ra-prefix@lan2::1/64
ipv6 lan1 rtadv send 1 o_flag=on
ipv6 lan1 dhcp service server
ipv6 lan2 dhcp service client ir=on
dns server dhcp lan2

この6行をNVR510のコマンドの実行画面のコピー(※2)&貼り付けして実行(※3)します。
同様に# IPv4関連設定の

ip route default gateway tunnel 1
ip lan1 address 192.168.100.1/24
tunnel select 1
tunnel encapsulation map-e
ip tunnel mtu 1460
ip tunnel nat descriptor 1000
tunnel enable 1
nat descriptor type 1000 masquerade
nat descriptor address outer 1000 map-e
dhcp service server
dhcp server rfc2131 compliant except remain-silent
dhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24

の12行をコピー&貼り付けて実行。
次に# IPv4フィルター関連設定の

ip tunnel secure filter in 200030 200039
ip tunnel secure filter out 200099 dynamic 200080 200082 200083 200084 200098 200099
ip filter 200030 pass * 192.168.100.0/24 icmp * *
ip filter 200039 reject *
ip filter 200099 pass * * * * *
ip filter dynamic 200080 * * ftp
ip filter dynamic 200082 * * www
ip filter dynamic 200083 * * smtp
ip filter dynamic 200084 * * pop3
ip filter dynamic 200098 * * tcp
ip filter dynamic 200099 * * udp

の11行を貼り付けて実行。
最後に# IPv6フィルター関連設定の

ipv6 lan2 secure filter in 200030 200031 200038 200039
ipv6 lan2 secure filter out 200099 dynamic 200080 200081 200082 200083 200084 200098 200099
ipv6 filter 200030 pass * * icmp6 * *
ipv6 filter 200031 pass * * 4
ipv6 filter 200038 pass * * udp * 546
ipv6 filter 200039 reject *
ipv6 filter 200099 pass * * * * *
ipv6 filter dynamic 200080 * * ftp
ipv6 filter dynamic 200081 * * domain
ipv6 filter dynamic 200082 * * www
ipv6 filter dynamic 200083 * * smtp
ipv6 filter dynamic 200084 * * pop3
ipv6 filter dynamic 200098 * * tcp
ipv6 filter dynamic 200099 * * udp

の14行を貼り付けて実行すればIPv6プラスに対応できると教えを蒙り、今度こそいざ爆速の世界に!




画像

(※1 NVR510の設定画面上のかんたん設定→プロバイダー接続→設定の一覧の全てを削除)

画像

(NVR510の設定画面上の管理→画面左の保守→コマンドの実行でこの画面に行きます)

画像

(※2 こちらのサイトこの6行をコピー)

画像

(※3 コマンドの実行に貼り付けて実行ボタンを押す)


(以後同様にこちらのサイトの「# IPv4関連設定」のip route default gateway tunnel 1からdhcp scope 1 192.168.100.2-192.168.100.191/24の12行、
「# IPv4フィルター関連設定」のip tunnel secure filter in 200030 200039からip filter dynamic 200099 * * udpの11行、
「# IPv6フィルター関連設定」のipv6 lan2 secure filter in 200030 200031 200038 200039からipv6 filter dynamic 200099 * * udpの14行をコマンドの実行画面にコピー&貼り付けして実行すればIPv6プラスを利用可能な状態になるようです。)

(※最新ファームウェアが入っている状態でコマンド実行画面に「pppoe pass-through member lan1 lan2」を入力し実行ボタンを押せばPPPoEパススルー機能が利用可能な状態になるそうです。)



…しかしネットに繋がらないっ
IPv6オプションが利用できないっ!!!
何故…どうして…WHY!?(ぐにゃぁ〜)




先ほどbiglobeが提供しているIPv6オプションは他社のIPv6プラスとほぼ同様と書きましたが、biglobe独自規格の為、一部で仕様が異なりヤマハのv6プラス対応機能では機能しないとの衝撃の事実が…
こういう知識がある方は自力で設定できるかもしれませんが、素人ではbiglobe側からヤマハのv6プラス対応機能のようなコマンドは提供されていないのでどうしようもありません。この記事を書いている段階ではこの先動作保障される予定もないとのことで、残念ながら実質NVR510ではIPv6オプションは利用不可能という事に…ぐふっ!

結局ルーターを初期化してIPv4 PPPoE方式に戻しましたとさ。
無念でござる。










オマケと補足
-ニワカ知識による超テキトーIPv6講座-

・そもそもIPv6とは?
個々のコンピュータには住所のような数値を割り当てられていて、それをIPアドレスと言います。
これまで主流だったIPv4という方式ではIPアドレスが約43億までしか用意できず、爆発的に増加する世界中のネットワーク機器に対応しきれず住所が枯渇寸前になっています。

そこで登場したのがIPv6です。約340澗(34000京の1京倍の1万倍)とかいう途方もない無限に思える数の住所を用意できるIPアドレスです。IPv6ではまず枯渇する心配がありませんね。


・IPv6とIPv6プラスとかIPv6オプションとか何なの?
現在枯渇寸前まで使用されているIPv4さん同士の道路は混雑極まりない状態で、夜間に一斉に様々なネットワーク機器を使い出すとパンク寸前状態となってネットの速度の低下を招いてしまいます。

一方IPv6さんはまだ使用されている数が少なくIPv6さん同士の通路は空いていてスムーズに行き気が出来ます。つまり速度が出しやすい状態なのです。
またIPv6さんの道路はIPv6 IPoEという道路とIPv6 PPPoEという道路があります。IPv6 PPPoE道路はIPv4で使われているPPPoE方式と同じでプロバイダー等の料金所で手続きをして通ったり、色々手間暇がかかりますが、IPv6 IPoE道路だとネイティブ事業者(VNE)というETCのような便利なシステムで料金所の手続きも簡略化でき、より速くより簡単に走れます。なのでIPv6 IPoE道路が主に使われる事になりました。

でもIPv6 IPoE道路はそのままではIPv4道路に入れませんしIPv4さんの住所に行けません。逆もしかり。
そこでIPv4 over IPv6という道路を往来できる凄い技術を使います。(ややこしいので説明は省きます) このIPv4 over IPv6を使えば混雑しているIPv4さんもIPv6さん用の道路を通れるようになりスムーズに目的地に到達できるようになる=夜間でも早い速度が出るのです。
凄い技術のIPv4 over IPv6はネイティブ事業者(VNE)さんが管理しているのですが、ネイティブ事業者(VNE)さんは実は複数の会社がそれぞれ独自の企画で運用しています。
特によく使われているのがnifty、So-net、GMOとくとくBB、Gaming+、DMM光、biglobeなどのプロバイダーが使用するネイティブ事業者(VNE)さんの規格、MAP-E方式です。他にもDS-Lite方式などいくつか規格があります。

…段々例えが出来なくなってきましたが(汗)、「IPv6 IPoE」 と 「IPv4 over IPv6(MAP-E)」が合体したサービスの事をIPv6プラスと言います!長々下手な例えでやっとIPv6プラスという言葉が出てきましたよ!

IPv6プラスを利用する場合、NTTのフレッツ光ネクスト、フレッツ光ライトプラス、フレッツ光ライト、またはNTTの光回線を使用している他社のサービス(biglobe光、au光)と契約している事、IPv6プラスサービスに対応しているプロバイダーとIPv6プラスサービスの契約を結ぶ事(この時大抵のプロバイダーからNTTに連絡を入れてくれるので別途NTTに連絡する必要が無い場合が多いです)
そしてIPv6プラスに対応したルーター、ひかり電話利用者ならホームゲートウェイが必要になります。ここで注意してほしいのは「IPv6対応」とだけしか書かれていないルーターではIPv6プラスは利用できない可能性があると言う点です。必ず「IPv6プラス対応」と書かれたルーターを使わないといけません。IPv6とIPv6プラスでは説明したように全く違うので。

さて、ここで話が今回のブログのお題に挙がっている有線ルーターのNVR510とbiglobeに繋がってきます。
2017年まではbiglobeもIPv6プラスを提供していましたが、2017年以降IPv6プラスの受付を終了し、biglobe独自のIPv6オプションを開始しました。
そう、今回このブログで書いたように、このbiglobe独自のIPv6オプションは微妙にIPv6プラスと違うのでIPv6プラス対応のルーターでもIPv6オプションは利用できないと言う事例が出てきてしまうのです。
biglobeのIPv6オプションのご案内や、各ルーターの紹介サイトにIPv6オプションに対応しているなら記入されているので、IPv6オプションを利用しルーターを購入するならしっかり調べてから購入しましょう。

-2018年10月現在のbiglobe公認のIPv6オプション対応機器-

・光電話を契約中で回線事業者からレンタルしている光電話対応ルータ
 RT-S300シリーズ、PR-S300シリーズ、RV-S340シリーズ、RT-400シリーズ、PR-400シリーズ、
 RV-440シリーズ、RT-500シリーズ、PR-500シリーズ、RS-500シリーズ(NTT東日本のみ)
・biglobe光の「1ギガ対応無線LANルータ」
・biglobeレンタル専用機器「Aterm WG1810HP(JE)」
・BUFFALO製市販ルーター
 WXR-1750DHP
・IO DATA製市販ルーター
 WN-AX1167GR
・NECプラットフォームズ製市販ルーター
 WG2600HP3、WG1900HP2、WG1200HP3
他biglobeでは動作確認をしていないが、各市販ルーターでIPv6プラス対応ルーターの中に独自にIPv6オプションの動作確認をしている機器もあります。

※各社市販のルーターでIPv6オプションを利用する際、最新のファームウェアを入れることが前提です。最新のファームウェアを入れているのに不具合が出ると言う報告がネット上に挙がっている機器もありますのでご注意を。











参考サイト
https://ja.wikipedia.org/wiki/V6%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9
https://4net.jp/ipv6-ipoe/
https://support.biglobe.ne.jp/ipv6/option.html

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